預貯金関連に限って言うと、三井住友銀行に利用価値なし

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マイナス金利時代には、より資産形成に不向きになった三井住友銀行


三井住友銀行の定期預金は、金利が低すぎて全く使えない

巨大な銀行、三井住友銀行とであっても、定期預金の金利は下記のように唖然とするような低い水準です。地方銀行を含め総じて言える事ですが、多くのの定期預金金利はどこも横並び的な金利になっています。(ほとんど同じという事です) ほんと日本企業だなぁと感じる瞬間ですね。

こんなところにお金を置いておいても、全く増えませんから、絶対に利用してはいけない定期預金だと断定できます。家計にとって、何の役にも立たない。

三井住友銀行

預入金額 半年 1年 3年 5年
金額の区別なし 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%


このページでは、三井住友銀行を利用しても、一般の個々人にとっては特段のメリットも無い事を、以下の項目に分けてご説明しています。まあときおり、中には使っても良いと感じるサービスはありますが、基本線としては、お金を増やすために使う銀行ではない、と言う事ですね。

三井住友銀行などやめて、高金利銀行にすると利息は何倍にも増える
SMBCダイレクトは使えるサービスなのか?
SMBCポイントパックは庶民のためのサービス?
定期預金をさらに便利にするサービスは、本当に便利なのか?
銀行と一緒に利用したいスマートフォン向けアプリ
まあ、利用しても良いキャンペーンはこれらかな
下手なキャンペーンに手を出したり、相談をしてはならない
結局、三井住友銀行ってどうなん??
その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

三井住友銀行の公式HP





三井住友銀行などやめて、高金利銀行にすると利息は何倍にも増える

三井住友銀行はマイナス金利時代になって、もはや高い金利を付けてまで、庶民から現金を集めたいとは全く考えていないようです。定期預金がらみでは、キャンペーンも皆無な状況です。

だったら、より高水準の金利な銀行に預け入れるしかありませんよね。下記、5年ものの定期預金で比べてみましょう。2023年時点では、SBI新生銀行(金利0.4%)やオリックス銀行(金利0.4%)が有利です。(金利の基準日:2024年3月1日)

・カッコ内の数字は、税引き後の利息です
預入金額 三井住友銀行で受け取る利息 SBI新生銀行で受け取る利息
100万円 500円(398円) 20000円(15936円)
300万円 1500円(1195円) 60000円(47811円)
500万円 2500円(1992円) 100000円(79685円)


金利の違いに敏感な人は、上記の通り、受け取る利息が段違いで多いことが分かると思います。ただし、この高金利もいつまで続くか分かりませんから、思い立ったら一刻も早く預入しておくなどの対応が必要です。

なお上記以外で、貯蓄で資産形成するのに有利な銀行については、地方銀行も含めた日本の全銀行の定期預金金利ランキングのページをご覧いただき、積極的に利用しましょう。

SMBCダイレクトは使えるサービスなのか?

三井住友銀行は、インターネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」を提供しています。基本的に、大半の銀行のインターネットバンキングの機能は大したことがありません。三井住友銀行に関しても同様な結果で、そのイケてなさについては、下記をご覧ください。

SMBCダイレクトの口座開設の前に読むべき点

Vポイント100円プレゼントキャンペーン


ただし、2023年8月時点では、インターネットバンキングにログインするだけで100円が貰えるキャンペーンを実施しています。ショボい金額ですが、これから三井住友銀行を利用せざるを得ない人は、このSMBCダイレクトを利用したいところです。

SMBCポイントパックは庶民のためのサービス?

ポイントサービスがあると、何となくお得感が出て、嬉しい気持ちになるのはは管理人も同じです。実は三井住友銀行は、「SMBCポイントパック」というサービスを展開しています。本当に庶民のためになるようなポイントサービスなのか、管理人が血眼になって調べてみました。

SMBCポイントパックは使えない



定期預金をさらに便利にするサービスは、本当に便利なのか?

三井住友銀行は、定期預金を利用した面白いサービスを3つ、用意しています。 順番に確認して行きましょう。

三井住友銀行の、定期預金を便利にするサービス



「お利息先取りサービス」は銀行側にメリット大


名称から分かる通り、定期預金の満期前に、利息を分割で受け取る事ができます。ただし、利用できる定期預金は「単利型」になりますから注意が必要です。特に長期の定期預金は複利型の利息が選択でて、単利型よりも有利な利息を受け取る事が出来きますから。

お利息先取りサービス


ま、銀行にとっては複利型のサービスを利用されるよりも、単利型の、この先取りサービスを利用してもらった方が総合的にお得(利息を支払う銀行側が!)なんでしょうね。

利息の先取りサービスを利用したい場合は、窓口のみでの申請ですから注意してくださいね。恐らく窓口にいる素敵な笑顔の銀行員に、「利息は単利型です が、利息を先取りできますから大変嬉しいサービスだと思いますよ」、などと言われるのかもしれません。



引出し便利サービスは、名前が詐欺的


本サービスですが、簡単に説明すると「定期預金なのだが、必要な金額を必要な時に引き出す事が可能」です。あれ?そんな事できるのであれば定期預金っていうのか??と思いますよね。

引出し便利サービス


詳細をじっくり確認すると面白いです。なぜか定期預金の対象は3年以上の「複利型」で、さらに本サービスを利用した際の金利は、「解約利率」になります。

と言う事は、引き出しが便利で一見お得なサービスに見えますが、単純に中途解約するという事です。中途解約すると、金利が激減して下手すると普通預金以下の金利になります。

銀行側にしてみれば、余計に金利を払う必要がある複利型の定期預金を、あたかも便利そうなサービス名称で「途中で引き出さ(解約)」せて、超低い金利しか払わないというアクドイ事が可能です。(そこまで悪意があるかは分かりませんよ。そう推測することもできるという話です)

しかも利用している人からすると、「定期預金なのに、なんと素敵なサービスなのだろうか、三井住友銀行に感謝しなければ!」などと思うのかもしれません。



「ATM定期サービス」は、普通に良いサービス


これは普通に便利なサービスです。定期預金の預入が、ATMでも簡単に出来る仕組みですね。3年以上の定期預金に設定した場合も、自動的に複利型を選択するので良心的なサービスかと思います。

ATM定期サービス


ただ、ネット銀行の活用が常識的になってきたこのご時世、わざわざATMまで出向いて定期預金をするような面倒なことは、とてもやってはいられません。貴重な時間の無駄になりますね。

銀行と一緒に利用したいスマートフォン向けアプリ

スマートフォンアプリ「三井住友銀行アプリ」


三井住友銀行アプリはスマートフォンで手軽に「SMBCダイレクト」を利用できるようにしたソフトです。銀行の預金残高や各種取引が可能になっています。インターネットが無い環境でも、過去の明細をチェックできる機能が特に便利かなと思います。

三井住友銀行アプリ


スマートフォンアプリ「すまーと収支」


利用料金無料の収支管理アプリです。家計簿よりも少々グレードが高く、収支計画を事前に立てて、実績比較が可能になっています。1か月の収支シミュレーションが出来る点も、面白いと思います。

スマートフォンアプリ「すまーと収支」

まあ、利用しても良いキャンペーンはこれかな

Web通帳への切り替えで200円が貰えるキャンペーン


三井住友銀行では、Web通帳への切り替えでVポイント200円が全員にプレゼントされるキャンペーンを実施しています。Web通帳は、紙の通帳の代わりに、三井住友銀行アプリやSMBCダイレクトで入出金明細や残高を確認出来るサービスです。200ポイントながら確実にゲットできるので、普段、三井住友銀行を活用している人は、切り替えましょう。

Web通帳への切り替えで200円が貰えるキャンペーン


Web通帳切替プランに申し込みすると、特典としてVポイント200ポイント(200円相当)が貰えます。その条件はWeb通帳への切替申込みと、Vポイント付与時点でSMBCポイントバックの契約がある事の2点のみです。

紙の通帳にこだわりが無い人ならばエントリーする必要もなく、SMBCダイレクトログイン画面から必要事項を入力するだけのようで、早ければ1分で完了します。

100万円を1年間、三井住友銀行のスーパー定期に預け入れても、受け取れる利息は20円(税引前)である現実を考えると、必要事項を入力するだけで200ポイント貰えるのは、美味しいですね。




下手なキャンペーンに手を出したり、相談をしてはならない

お得なキャンペーンやセット商品には罠が盛りだくさん


この手のアクドさはメガバンクのみずほ銀行で反吐が出る程酷かったのですが、三井住友銀行も負けてはいません。定期預金の高い見せかけの金利や、現金などをチラつかせて投資商品を買わせる手口が横行しているようです

メガバンクが率先しては、地方銀行も右に習えでしょうね。ほんと怒りが込み上げてきます。銀行員が庶民の味方だった時代は、遠い昔の良き思い出なのかもしれませんね。管理人が厳密に調べた結果を、しっかりとご覧いただければと思います。

三井住友銀行のキャンペーンで定期預金に預けるな

⇒参考コラム:定期預金と投資信託のセット販売は合法的詐欺



SMBCクラブ50sってどうなの?


三井住友銀行には、50歳以上で500万円以上の預金がある方に「SMBCクラブ50s」サービスを提供しています。入会費や年会費は無料で、金利優遇等の特典が付く事は嬉しいですね。

SMBCクラブ50s


詳しい情報は分かりかねますが、HPを見る限り、投資信託等の金融商品を推薦する事は間違いないでしょう。この手のサービスにはよくある事です。

というか、これまでのキャンペーンやセット販売商品で、ウザいと思えるくらい投資信託の購入をプッシュしていますからね。みずから銀行の魔の手に捕まるようなものです。

結局、三井住友銀行ってどうなん??

かなり時間をかけて三井住友銀行を精査しましたが、結論としては「利用メリットは無し」です。

今の時代インターネット支店がなく、定期預金の金利優遇は無い。一見ポイントサービスで高金利かと思えばポイントが貯まりにくい仕組み。大した事ないサービスのオンパレード。もう少し庶民が何を望んでいるか考えて頂きたいものです。

銀行は大手銀行だけではありません。我々にメリットを与えてくれる銀行に資金を預けるべきですね。現時点での、定期預金金利の上位ベスト5でもご覧になって良く考えて頂きたいものです。

:本コンテンツは、預貯金関連サービスに関連して記述しています。それ以外のサービスには良いものもあります。現に管理人は、三井住友銀行の住宅ローンを借り入れてますからね)



三井住友銀行に関連するページ


三井住友銀行の定期預金金利をチェック(当ページ)

SMBCダイレクトの口座開設の前に読むべき点

SMBCポイントパックは使えない

三井住友銀行のキャンペーンで定期預金に預けるな


参考デメリット&ボッタクリの三井住友銀行の外貨預金

その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

東京都の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。一般の銀行とネット銀行を掲載しています。


●一般の銀行(ネット専業銀行はその下に記載)
金融機関 半年 1年 3年 5年
三菱UFJ銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
りそな銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
きらぼし銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
東日本銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
東日本銀行お江戸日本橋支店 0.04% 0.05% 0.02% 0.02%
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東京スター銀行
0.25% 0.25% 0.3% 0.25%
5年物以外はスターワン円定期プラスの金利です。
普通預金金利が0.25%になり、3年物以外はそれで記載。

口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
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SBJ銀行
0.03% 0.25% 0.35% 0.2%
3年物に記載の0.35%は4年物のキャンペーン金利。
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.3% 0.2% 0.35%
1年物はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行BANK
0.2% 0.21% 0.25% 0.3%
三菱UFJ信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
野村信託銀行 0.06% 0.07% 0.07% -
SMBC信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% -
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KEBハナ銀行
(上段は300万まで、中段は
300万以上、下段は1000万円以上)
0.03%
0.04%
0.05%
0.07%
0.12%
0.15%
- -
芝信用金庫 0.002% 0.012% 0.002% 0.002%
東京シティ信用金庫 0.002% 0.1% 0.002% 0.002%
西武信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.002% 0.002% 0.005% 0.007%
0.009%
小松川信用金庫 0.002% 0.002% 0.003% 0.005%
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朝日信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.035%
0.05%
0.25% 0.002% 0.2%
城南信用金庫 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
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ハナ信用組合
- 0.3% 0.5% -
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あすか信用組合
- 0.35% 0.5% -
東京消防信用組合 0.002% 0.004% 0.008% 0.01%

ネット専業銀行
銀行名 半年 1年 3年 5年
住信SBIネット銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.02%
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東京スター銀行
0.25% 0.25% 0.3% 0.25%
5年物以外はスターワン円定期プラスの金利です。
普通預金金利が0.25%になり、3年物以外はそれで記載。

口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
ソニー銀行 0.02% 0.02% 0.05% 0.1%
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SBJ銀行
0.03% 0.25% 0.35% 0.2%
3年物に記載の0.35%は4年物のキャンペーン金利。
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.3% 0.2% 0.35%
1年物はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行BANK
0.2% 0.21% 0.25% 0.3%
GMOあおぞらネット銀行 0.11% 0.11% 0.11% 0.11%
すべて普通預金(証券コネクト口座)の金利です。
楽天銀行 0.1% 0.1% 0.1% 0.1%
すべて楽天マネーブリッジ(普通預金)の金利。
イオン銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
セブン銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
auじぶん銀行 0.03% 0.1% 0.03% 0.03%
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UI銀行
0.12% 0.2% 0.2% 0.2%
PayPay銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.02%
大和ネクスト銀行 0.05% 0.05% 0.05% 0.05%
ローソン銀行 0.03% 0.03% 0.03% 0.03%
オリックス銀行 0.1% 0.3% 0.35% 0.40%
100万円からの預け入れになります。通常のeダイレクト定期預金には7年物もあり、この場合の適用金利は0.45%もなります。キャンペーンバナーマークを付けていないのは、これが通常金利だからです。驚きですね!!(金利の基準日:2024年3月1日)