埼玉りそな銀行の評価・解説

埼玉りそな銀行は、りそな銀行と共通のインターネットバンキングである「マイゲート」を提供しています。りそな銀行のマイゲートを徹底的に解説した記事がありますから、下記記事を参考にして頂き、本サービスの有効性を判断して頂ければと思いますね。

⇒りそな銀行のマイゲートを評価してみた

埼玉りそな銀行には「埼玉りそなクラブ」というポイントサービスを提供しています。実は、本サービスは「りそなクラブ」とまったく同じです。名前に「埼玉」が付いただけ・・・。

ポイントサービスの詳細は、サービスが全く同等の下記、りそなクラブの解説記事をお読みになって参考にして頂きたいと思います。

⇒りそな銀行ポイント「りそなクラブ」申し込み前に確認する点





皆、ポイントサービスの類に弱い生き物ですから、本当に私たちにメリットを与えてくれるのかを、しっかりと把握して判断を下せば良いと思いかなと思います。 ま、唯一の違いは下記のようなキャンペーンをやっている事くらいですね。

りそな銀行の紙の通帳から、スマホ・パソコン通帳へ切り替えするだけで、1000ポイントがプレゼントされます。最短1分で出来る作業で、何のリスクも無いので、りそなグループに口座がある人は1000ポイント貰いにいきましょう。

・対象：個人でりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行のキャッシュカード保有の人
・ポイント：条件を満たした月末を基準にして原則翌月20日に加算




国内において、3大メガバンクに次ぐ規模なのがりそなホールディングスで、47都道府県のうち、25都道府県に店舗を展開し、埼玉りそな銀行、りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行から構成されています。

りそなホールディングスの口座数を確認する事が出来ませんでしたが、紙の通帳だと年間の経費が億単位で必要になってきますから、顧客に1000ポイントのプレゼントをしても経費削減をした方が銀行側にもメリットがあり、双方にメリットがあるキャンペーンです。

では、りそなホールディングスの無通帳を活用した場合のメリットを解説します。いつでもどこでも残高確認ができて、入出金明細は一生涯表示され、ペーパーレスなので安心エコで地球にも優しく、保管・管理も不要となって盗難や紛失の心配もありません。

また、2023年1月16日以降に紙通帳で口座開設した場合、通帳利用手数料（年間税込550円）が必要になりますが、無通帳だと手数料は無料です。

今回のキャンペーンポイントの1000ポイントは、nanaco、楽天ポイント、Tpoinnto等に交換して使う事ができるのも非常に便利です。りそなグループに口座がある人は、間髪入れずにアプリで無通帳へ切り替えで1000ポイント貰いましよう。

りそな銀行に右に習えで、埼玉りそな銀行も同様に、庶民の不利益になるキャンペーンやセット金融商品を展開しています。 この手の定期預金の高利率金利や現金キャッシュバックをまき餌代わりにした商品、定期預金と投資信託のセット販売は銀行業界では一般的に行われています。

しかも、りそな銀行とまったく同じ詐欺的なキャンペーンを展開しているにも関わらず、セット商品である定期預金の金利がりそな銀行より低いという笑える状況です。やはり銀行の規模が大きければ、エサにする定期預金の金利も高く設定できるのですね。

なお、下記でりそな銀行のキャンペーン関連の詳細な解説をしていますので、併せてご覧ください。定期預金の金利設定が異なるだけですから、完全に同じ事が言えます。

⇒りそな銀行の口座開設キャンペーンに注意


なお何か不明な点がございましたら、当サイト管理人までQ&Aコーナーを通じて連絡ください。

詳細を確認した上での総括ですが、利用価値なしと判断しても良いでしょう。

りそな銀行と問題点は同一なのですが、定期預金の低い金利水準と、他行あての振込手数料が無料化しずらい点がダメですね。庶民の望みをまったく理解していない。

その割には、アクドイ抱き合わせ販売で、庶民からがっぽりと手数料を取る姿勢ですからね。自分の資産を守るために、銀行まかせにせずにしっかりと必要な事は調べて頂きたいと思います。