銀行の破たんを避ける、定期預金の預け方

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銀行の破たんは意外と多い、だからこそ注意すべき点がある


破たんした銀行の記憶

定期預金で元本割れの記事でも書きましたが、世の中には絶対安全だと思っていたものが、実はそうではなかったという事が良く起こります。銀行なんて、その最たるものなんじゃないでしょうか?

破たんした銀行


管理人が記憶している、破綻した銀行は12銀行に及びます。以下に簡単に銀行名と破綻した年を記載します。(もっとあったら教えてください)
 
 
北海道拓殖銀行(1997年)
日本長期信用銀行(1998年)
日本債券信用銀行(1998年)
国民銀行(1999年)
幸福銀行(1999年)
東京相和銀行(1999年)
なみはや銀行(1999年)
新潟中央銀行(1999年)
石川銀行(2001年)
中部銀行(2002)
足利銀行(2003年)
日本振興銀行(2010年)
※()は経営破綻した年
 
 
日本振興銀行は、管理人も定期預金の預け入れをしたことがあります。破たん後にイオン銀行に預金が引き継がれ、トンデモナイ低金利で満期までお金を置くことになりました。。。

このように考えると、万が一の場合を考えて、銀行を分散する事も考慮に入れておいた方がよさそうですね。



定期預金に上限なんてあるの?

利率が非常に良い定期預金を発見してしまうと、ついつい「出来るだけ、預金したい!!」と思ってしまうのは管理人だけでしょうか?

そもそも、定期預金に上限なんてあるのかという話なのですが、実は銀行の定期預金に上限設定なんてありません。という事は、「持っているだけ定期預金しちゃおーぜ!!」となる訳ですが・・・ 少し冷静に考えましょう。

実は安全確実な定期預金でも、元本割れが発生する可能性があります(次項)。非常に小さい可能性とは言え、既に書いたように銀行自体が破綻すると、預金保険の対象までしか確実に保証されません。

つまり「元本1,000万円までと、その元本に対する利息までが100%安全確実な預金」という事です。 と言う事は・・・ 定期預金の上限が無いとはいえ、銀行に預けている合計の預金額は1000万円までにした方が無難です。

銀行預金の最大のメリットは、安全確実な事です。投資信託など、リスク(損をする覚悟をして)を取って儲けようと思っているのではなく、安全に運用したいと思って定期預金に大事な虎の子の軍資金を預ける訳ですからね。

そう考えると、預金保険の範囲内で大事な資金を預けて、銀行は可能な限り分散するべきというのが管理人の考える大事なマネーマネジメントです。

定期預金は本当に元本保証なのか?

テレビニュースなどで、「退職金で買った株式の価格が半分になってしまいました(涙目)」とインタビューされているを見て、「俺は安全確実な銀行の定期預金に預けているから関係ないよな!!」と思っているあなた。甘いです!

銀行に預けている定期預金は、何があっても、どんな時でも100%元本保証されると思っていませんか? そんな事はありません! 実は預金保険の対象となる金額以上は、銀行が万が一破綻してしまうと、戻ってこないかもしれないのです。

つまり、多額の預金をしていると元本保証されない部分(資金)が出てくるのですね。 預金保険の対象は、銀行に預けている元本1,000万円までとその元本に対する利息までです。

以上の事を考えると、定期預金は、一定額まで元本保証されると思っていたほうが良いですね。 過去の歴史を遡ってみると結構な数の銀行が破綻しています。決して、対岸の火事と思わずに一定額の預金に留めて、銀行を分散する事をお勧めします。リスク分散は基本ですね!。


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