金利が低すぎて使う意味が無い茨城県信用組合

1950年に茨城県商工信用組合として設立、複数の信用組合と合併を繰り返し、現在の茨城県信用組合になっています。2014年には、子どもと家族・若者応援団表彰の内閣府特命担当大臣表彰を受賞していますし、地域の子育て世代・若い世代を大切にしていそうです。

ただ、残念ながら茨城県信用組合は、金利の高い定期預金を提供できていません。以下のように店頭金利も残念な状況ですし、キャンペーンの上乗せ金利も大したことがない状況です。



まず茨城県には、高金利の定期預金はありません。本ページで紹介している茨城県信用組合だけでなく、常陽銀行や筑波銀行なども、全く利用価値は皆無に等しいです。

そんなところにいくらお金を入れたところで、全くお金など増えませんので、例えば当サイトでご紹介している高金利な銀行の、オリックス銀行やあおぞら銀行あたりを利用してみてはいかがでしょうか。

なお、茨城県信用組合の定期預金キャンペーンについては、以下の項目ごとに解説しています。ご興味のある部分をクリックして頂いて、内容をよくご確認ください。

⇒いばらき応援定期預金キャンペーンの金利が低すぎる
⇒とにかく、お金を貯めたい人が活用するのに良い「みらい応援定期積金」
⇒退職金定期預金キャンペーンは金利アップもメリットを感じない
⇒振込手数料が高すぎるので、「裏技」活用で無料化を
⇒その他の茨城県の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

⇒茨城県信用組合の公式HP

茨城信用組合の「いばらき応援定期預金」キャンペーンは、特段、活用する必要も無いと感じます。 預け入れ期間は1年から3年、組合員で年0.05％、非組合員で年0.03％ですので、活用価値があると思えない状況です。




・金利：組合員・年0.05％、非組合員・年0.03％
・預入期間：1年から3年
・預入金額：20万円以上1000万円以下（1万円単位）
・対象：個人・個人事業主
・キャンペーン期間：2023年3月31日まで


「郷土のいばらきを支える皆様を全力で応援します」とスローガンを掲げていますが、例えば、全国対応可能のオリックス銀行なら3年物で0.35％の金利ですから、今回の茨城県信用組合のキャンペーンは魅力が皆無です。地元だからと言うだけで、定期預金を選んではいけません。

茨城県信用組合のキャンペーンよりも、他行の方がはるかにメリット大

いばらき応援定期預金に利用価値が無いと言いましたが、ぜひ当サイトトップページに掲載の金利の高い銀行と比べてみて下さい。金利の差に愕然とするはずです。




SBJ銀行、オリックス銀行、あおぞら銀行など、常時、金利が高めの銀行を利用すると、あなたの資金が増える速度が早まります。賢く、定期預金とお付き合いしましょう。

お金は貯めるのは難しく、使うのは早いと感じた事はありませんか？ 普段の生活をするだけでも、水道光熱費、家賃、税金、食費・・・これらは生きていく中で普通にかかります。そして自分の趣味や家族とのレジャーなどの娯楽費、衣服費、全てお金と交換です。（笑）

しかし、生きていく中では楽しみも必要ですし、あまりケチケチとしていては、楽しくもありませんよね。無計画に収入で得たお金を消費に回しているだけでは、人生のアクシデントにも対応出来ず、長く生きる事がリスクにもなりかねないのも現実です。

我が国の年金制度は、老後に裕福に過ごせるだけの老齢年金は支給されない事をご存だと思います（年金は保険ですから世界的にも当然の事です）。 一旦上げた生活水準を下げるには本当に難しくなるので、見栄やプライドは捨て、シンプルに生きる事が大切です。

私達は人と比べて、あそこのお宅は新車にしたとか、新しい家電を買ったとか、どうでもよい事を気にしますが、人と比べている限り、極論を言えば幸せになれないです。

なぜなら、自分より凄い人など数え切れないほどいるからです。まずは、まとまったお金が無いなら、コツコツと毎月積立をして時間をかけることで、100万円コースから700万円コースが選べるのです。ここからスタートしても充分です。




・金利：0.0５％
・給付契約額：100万円から700万円コース
・契約期間：20回から80回
・募集限度額：100億円
・対象：個人・個人事業主
・募集期間：2023年3月31日まで


茨城県信用組合のみらい応援定期積立の良いところは、掛け込期間を最長で80回まで選べる点で、目的金額に合わせて積立金額を選べ、例えば、12500円を6年6ケ月コツコツと積み立てて、100万円に到達する事ができます。

700万円コースになると、月額875000円×80回と、裕福な人以外は一気に現実的でなくなってしまいます。つみたてをするポイントは、とにかく、無理のない金額で続ける事です。

初めは誰でも勢いもあるので、無理な金額を設定してしまいますが、途中で止めたり、続けられないのでは意味がありません。しかし、急にお金が必要になるのは誰にでも起こり得る事なので、最初から無理をしない金額で開始する事です。

目安として今の収入の1割から2割程度にとどめておけば、それほど生活が窮屈に感じないと思います。 お金を貯めたいと考えている人は、まずは積み立てで強制的にお金を貯めましょう。

茨城県信用組合の退職金定期預金キャンペーンは、以前の金利・年0.1％から今回0.2％にアップし、預け入れ期間も1年から3年が選べ、改善はされました。しかし肝心な金利が年0.2％程度では、物足りないのが正直なところです。




・金利：年0.2％
・預入期間：1年～3年
・預入金額：300万円から2000万円
・対象：退職して2年以内
・募集総額：50億円
・募集期間：20235年3月31日まで


受取れる利息を計算してみましょう。退職金定期預金の場合、預け入れ期間を3ケ月と設定している金融機関が多数ある中で、1年から3年を選べるのだけは好感がもてます。同じ3年物を0.32％で募集しているSBJ銀行と比較し計算してみましょう。（カッコ内は税引き後の数字）



こちらの退職金定期預金の預入金額は300万円以上とハードルが、高く使い勝手が悪いですね。肝心な金利も、以前よりもアップしたとは言え、年0.2％です。

上記の試算表をご覧頂くと、預金保険制度内の1000万円なら、茨城県信用組合の場合の受取利息は6万円（税引前）、一方のSBJ銀行は全国対応しており、退職金の縛りもなく96000円です。

皆さんは、マヨネーズや大根の価格が大体いくらで、何処のスーパーなら安いかをご存知の人も多くいると思います。それと同じくらい、定期預金金利の違いを知る事は大切です。

なぜなら貰える利息の違いに直結するからです。定期預金は金利が全てとお考えの人は、0.001％でも高い金利の金融機関をオススメします。

ところで、茨城県信用組合の振込手数料が割高すぎる問題もバカになりません。なんと、モバイルバンキングを利用しても、他行宛ての振り込みに最大で660円も必要な状況には驚きです。




店頭金利が0.01％ですので、700万円近くの定期預金1年分の利息が1回の振り込みで吹き飛ぶ計算になります。 どうしても、茨城県信用組合を利用せざるを得ない理由があるのであれば、せめて、当サイト推奨の裏技を駆使して振込手数料の無料化に挑戦して頂ければなと思います。

茨城県の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。ただし、茨城県の銀行はかなり魅力が低いので、定期預金金利一覧ページより高金利の銀行をお選びください。