高利回りの個人向け社債に投資して元本保証と同様の効果を狙う

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元本保証でなるべく「高利回り」の商品を選びたい


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頂いたご質問(2018年7月、OMさま、40代・女性)

①積立預金についての相談です


まとまった額は、まとめて定期預金にしています。それとは別に、毎月ちょこっとづつ積立預金もしていこうかなと思っています。積立式預金も銀行さんによって、利率とか変わってきますよね。

普段使っている地方銀行の積立式預金があるのですが、ホームページ上のどこをさがしても利率が書いてないんです。「ためるーん」とかいう商品なんですけどね。SBJ銀行とか信金系の「定期積金」の利率がよい気がするのですが、いかがでしょうか?ご意見を頂けたらと思います。

元本保証


②信託銀行の信託商品について


私がまだ大学生だった頃、信託銀行でも手軽にはじめられる「貸付信託」「金銭信託」という商品がありました。いまはもう取扱いをやめてしまったのはなぜでしょう?

老後の備えの一環として、いま確定拠出年金イデコがありますが、元本保証で年利も通常の定期預金よりもいい、昔の信託商品(積立式金銭信託や個人年金信託)や長信銀が発行していた金融債みたいのが復活してくれたらなぁと思ったりします。

「貯蓄」から「投資」へという考え方には勿論賛同するし、意識を変えていかなきゃとは思うのですが、安全志向の強い日本人の体質にあった金融商品が1つ2つあってもどうなのかなと思ったりしています。

三井住友信託銀行の「じぶん年金信託」という商品があります。これは、まとまった資金を銀行に預かってもらっておいて、年金式に普通口座に移してもらう、完全に金利(利率)などあまり関係ない富裕層向けのサービスですよね。



回答:今なら、SBI債やマネックス債の購入が一番良いですね

OM様、当サイトへの質問ありがとうございます。質問が多岐に渡りますので、簡潔にどんどんと答えて行きたいと思います。


積金について


まず、「ためるーん」ですが、これは福岡銀行の商品でしょうか。ホームページに商品概要説明書があり、それを見るとどうやら店頭金利0.01%が適用になるようです。

福岡銀行のためるーんの金利


一方でSBJ銀行の定期積金「ベスト積金」は、高金利の店頭金利である以下の金利が適用になります。ベスト積金の預入期間は6ヶ月・1年・2年・3年・5年になりますので、お好みの期間で積金をされると宜しいでしょう。(2018年7月時点の金利です)

SBJ銀行のベスト積金の金利



金銭信託について


これについては、今でも取り扱いはあるようです。例えばオリックス銀行では以下のような商品の取り扱いをしています。(eダイレクト金銭信託という名称)

eダイレクト金銭信託


下記は、SBI新生銀行の金銭信託です。(パワートラストという名称)

SBI新生銀行パワートラスト


銀行のホームページをチェックすれば、対応している銀行が見つかると思いますので、探していただければと思います。なお、貸付信託は現在は無いようです。



確定拠出年金イデコについて


個人型確定拠出年金(イデコ)については、当サイト管理人は、これほど素晴らしい仕組みは無いと判断しており、毎月、掛け金の上限いっぱいの2万3000円を積み立てています。

私は全額、海外の株式やREIT(リート)などのリスク資産に預け入れいておりますが、実はイデコは全くの無リスクにする事もできます。要は、掛け金の全額を定期預金にしてしまえば良いのです。

イデコは掛け金の全額を所得控除する事が可能であり、その分、税金が明らかに安くなります。税金が戻ってくる分をカウントすると、金利換算で通常の定期預金をはるかに上回る利率になり、下手に投資するよりも美味しいとさえ言う事もできるくらいです。

ただし主婦の場合は所得控除とか意味が無いですから、OM様が主婦なのか会社員なのかよく分からない中では、イデコについて深く記すのは省略とさせていただきます。



じぶん年金信託について


この商品は単に、持っている財産を定期的に受け取るようにするというだけで、金利的なメリットはありません。多額のお金を持った人が使う商品ですね。そもそも信託銀行は資産家が使うような銀行ですし、小額で有利な商品を見つけるのには適していません。



今、元本を確保しながら高金利を狙うなら、SBI債やマネックス債です


ところで、元本保証かそれに類似する商品で、金利が高いものがあれば良いなあと言う事だと思いますが、世の中にはそのような「美味しい話し」はありませんので、考えるだけ無駄になります。

過去には日本も確かに高金利の商品が存在していましたが、それは国自体の金利が高い時代でしたから、それに連動して金融機関も高金利の商品が色々と有ったというだけの話しです。今はマイナス金利時代ですので、各商品もそれに連動して低金利になっています。

かつての日本は先進国ではなくて新興国のような時代があり、その時は金利も6%くらいは付いていました。ただしインフレ率も同等程度にありましたから、それを考慮すると、今のデフレ気味の時代と大きく変わるものではないとも言えます。

先進国の仲間入りをしたのちのバブル景気の時は、あまりにもバブルだったので、それを抑制するために金利を上げて景気を冷やそうとしました。その当時はインフレ率は2%程度だったので、この時はさやを抜ける非常に美味しいタイミングだったと言えます。

ただしこれも、わずか2,3年の話であり、あくまでもバブル経済が異常なのであって、そう考えると無条件で美味しい話など、事実上無いという事が分かります。

さて、そういった現状の中で、数少ない「買っても良い商品」と思えるのが、SBI債とマネックス債です

今回、久しぶりに両方の商品が販売になっており、SBI債は即売の状況です。あらかじめ各証券会社に口座開設をしている人のみが、買い付ける事ができます。

今回のSBI債は、2年物で年率0.48%の利率でした。キャンペーン中のSBJ銀行の2年物定期預金(100万円以下)で0.45%の金利ですから(2018年7月時点の金利)、それを上回っています。これは、大いに利用したい。

資金量も10万円以上10万円単位なので、他の社債投資では100万円単位となるのが一般的な中、大変に良心的な商品設計と言えます。

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SBI債


マネックス債は、7月11日から販売となります。3年物で0.58%の金利は超絶に高金利であり、恐らくこれも、即完売となるのではないかと推定しています。しかも、1万円から申し込みが可能であり、こんなに素晴らしい商品は他に無いと言っても良いくらいです。

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マネックス債


これらの商品は、記述した金銭信託同様、発行元が倒産したら元本は紙くずになる点で「投資」のカテゴリーに入ります。

しかしながら、よほど景気の悪い時でないとこういった大企業が倒産する事はほぼあり得ないと思いますので、そうであるならば確実に元本を下回る事はありませんから(中途解約は除く)、「元本確保型の商品」と言え、いわゆる株式投資などを避けたいと思う人にとっては最善の商品です。

今後も時折、これらの債券は売り出される事になると思いますので、興味が御有りでしたら、口座開設を終わらせておいて、売り出しと同時に購入の申し込みができるようにしておきましょう。口座は、上記の画像の上に設置したリンクからどうぞ(SBI証券ならば、当サイト限定で2000円の現金プレゼントがあります)。