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クレジットカード発券者限定の、三井住友信託銀行の定期預金に預け入れする事の是非
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頂いたご質問（2018年12月、はなはなさま、30代・女性）
よく参考にさせて頂いています。 クレジットカード所有者に対してキャンペーンメールが来ました。 三井住友信託銀行の定期預金口座を新規開設すると3か月のみ金利を0.8%とするそうです。
信託銀行を利用した事がない為、情報収集中ですが、管理人さんはいかがお考えでしょうか？
信託銀行を利用した事がない為、情報収集中ですが、管理人さんはいかがお考えでしょうか？
回答：三井住友信託銀行の「目くらまし」のような金利に騙されてはいけない
はなはな様、当サイトへのご質問、ありがとうございます。極めて高い金利を提示されると心が動きますよね。特に、今回の三井住友信託銀行のキャンペーン金利は0.8％ですので、お気持ちもよく分かります。
ただ、当初3か月しか金利が高くならない点が気になります。キャンペーン後も三井住友信託銀行の定期預金を利用し続けるでしょうから、長期で受け取れる利息についての検証が必要です。
そこで、全国の銀行の中でNo1クラスの金利を提示するSBJ銀行と、実際に受け取る事の出来る利息の差を比較して、三井住友信託銀行のキャンペーンに価値があるのか判断する事にしましょう。
三井住友信託銀行のキャンペーンでは、預け入れ上限が1億円までとなりますので、富裕層の顧客が多そうです。普通の人なら上限を気にする事はないでしょうが・・・。
そして、本キャンペーンの定期預金の満期後（3か月経過後）は、超絶に低い店頭金利0.01％が適用されてしまいます。この点が、最大のデメリットと言えます。
一方でSBJ銀行も、現在は開業9周年記念のサンキューキャンペーンを実施中で、新規のお客であれば、3年物と2年物の金利が0.35％になります。また、1年物の金利も0.3％になります。
SBJ銀行では、キャンペーンが開催されていない期間であっても、高金利を維持し続けています。通常の3年物の定期預金の金利は0.2％ですので、三井住友信託銀行の金利の20倍となります。常に高金利な点もSBJ銀行の魅力の一つです。
なお、1年物に限るのであれば、2018年12月現在では、住信SBIネット銀行においても、新規客限定で、金利が0.3％になります。1年程度の定期預金を考えている場合は、SBJ銀行でも住信SBIネット銀行でも、どちらでも構いません。
それでは、受け取る事ができる利息を計算します。カッコ内は税引き後の利息になります。
1年間の定期預金の場合でも、三井住友信託銀行よりもSBJ銀行や住信SBIネット銀行の方が利息が多い結果となりました。500万円の預金であれば、受け取れる利息の差は5000円程度です。
仮に500万円を3年間預ける場合はは、三井住友信託銀行の11375円に対して、SBJ銀行は52500円となります。SBJ銀行の利息は、三井住友信託銀行より5倍ほど多いことになります。
三井住友信託銀行では4か月目以降の金利が0.01％に低下するので、大きな利息差が生まれています。したがって、新規に口座を開設するのであれば、SBJ銀行の上乗せ金利キャンペーンを利用して、できれば長期で預け入れをしたほうが顕著に差が出るという結果になります。
なお、もちろん、3ヵ月しか定期預金に預け入れをしない予定なのであれば、三井住友信託銀行を利用するという事で構いません。年会費が無料のクレジットカードならば、OKでしょう。
SBJ銀行の口座開設はコチラから可能です
住信SBIネット銀行の口座開設はコチラから可能です
⇒参考：普通の銀行と信託銀行の違い
ただ、当初3か月しか金利が高くならない点が気になります。キャンペーン後も三井住友信託銀行の定期預金を利用し続けるでしょうから、長期で受け取れる利息についての検証が必要です。
そこで、全国の銀行の中でNo1クラスの金利を提示するSBJ銀行と、実際に受け取る事の出来る利息の差を比較して、三井住友信託銀行のキャンペーンに価値があるのか判断する事にしましょう。
三井住友信託銀行のキャンペーンでは、預け入れ上限が1億円までとなりますので、富裕層の顧客が多そうです。普通の人なら上限を気にする事はないでしょうが・・・。
そして、本キャンペーンの定期預金の満期後（3か月経過後）は、超絶に低い店頭金利0.01％が適用されてしまいます。この点が、最大のデメリットと言えます。
一方でSBJ銀行も、現在は開業9周年記念のサンキューキャンペーンを実施中で、新規のお客であれば、3年物と2年物の金利が0.35％になります。また、1年物の金利も0.3％になります。
SBJ銀行では、キャンペーンが開催されていない期間であっても、高金利を維持し続けています。通常の3年物の定期預金の金利は0.2％ですので、三井住友信託銀行の金利の20倍となります。常に高金利な点もSBJ銀行の魅力の一つです。
なお、1年物に限るのであれば、2018年12月現在では、住信SBIネット銀行においても、新規客限定で、金利が0.3％になります。1年程度の定期預金を考えている場合は、SBJ銀行でも住信SBIネット銀行でも、どちらでも構いません。
1年以上預けるのであれば、三井住友信託銀行は止めておいた方が良い
それでは、受け取る事ができる利息を計算します。カッコ内は税引き後の利息になります。
1年物の定期預金で比較
| 金額 | 三井住友信託銀行 | SBJ銀行または 住信SBIネット銀行 |
|---|---|---|
| 当初3か月が0.8％、4か月目以降0.01％ の金利 | 0.3％の金利 | |
| 100万円 | 2075円（1653円） | 3000円（2391円） |
| 300万円 | 6225円（4960円） | 9000円（7172円） |
| 500万円 | 10375円（8267円） | 15000円（11953円） |
3年物の定期預金で比較
| 金額 | 三井住友信託銀行 | SBJ銀行 |
|---|---|---|
| 当初3か月が0.8％、4か月目以降0.01％ の金利 | 0.35％の金利 | |
| 100万円 | 2275円（1813円） | 10500円（8367円） |
| 300万円 | 6825円（5439円） | 31500円（25101円） |
| 500万円 | 11375円（9064円） | 52500円（41835円） |
長期で預け入れる場合は、絶対に他行にしたほうが良い
1年間の定期預金の場合でも、三井住友信託銀行よりもSBJ銀行や住信SBIネット銀行の方が利息が多い結果となりました。500万円の預金であれば、受け取れる利息の差は5000円程度です。
仮に500万円を3年間預ける場合はは、三井住友信託銀行の11375円に対して、SBJ銀行は52500円となります。SBJ銀行の利息は、三井住友信託銀行より5倍ほど多いことになります。
三井住友信託銀行では4か月目以降の金利が0.01％に低下するので、大きな利息差が生まれています。したがって、新規に口座を開設するのであれば、SBJ銀行の上乗せ金利キャンペーンを利用して、できれば長期で預け入れをしたほうが顕著に差が出るという結果になります。
なお、もちろん、3ヵ月しか定期預金に預け入れをしない予定なのであれば、三井住友信託銀行を利用するという事で構いません。年会費が無料のクレジットカードならば、OKでしょう。
SBJ銀行の口座開設はコチラから可能です ⇒参考：普通の銀行と信託銀行の違い