インターネット支店と間違えることなかれ、しずぎんダイレクトの評価・解説

静岡銀行インターネット支店の定期預金金利がとんでもなく高いので、静岡銀行のウェブサイトから口座開設をしようとしたところ、大いに戸惑う事になりました。




なぜなら、静岡銀行のネットバンキングは、インターネット支店以外に、しずぎんダイレクトがあるからです。いったいどちらがメリット大なのでしょうか？


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2つの口座の定期預金金利には、実は差があるのです！

しずぎんダイレクトでも、インターネット支店同様に優遇された金利で定期預金に預け入れるキャンペーンを行っています。金利は、1年物の定期預金で年率0.1％となります。果たして、この優遇金利がインターネット支店と比べて本当に得なのか、気になるところです。




ここでは、預入金額300万円未満での、それぞれのインターネットバンキングの金利を、比較してみましょう。見ていただくと分かる通り、金利が最大で10倍も違います。

しずぎんダイレクトは店頭金利が適用になるのに対して、インターネット支店はいつでも特別金利が適用されるので、お金を増やすという意味であれば、悩んでいるところではありません。だんぜん、インターネット支店を選ぶべきですね。

特に年に2回、定期的に開催されるウルトラ金利キャンペーンであれば、6か月定期や1年定期の金利が2～3倍になりますので、静岡銀行であればインターネット支店一択です。なお、下記のウルトラ金利は前回の水準になりますので、（恐らく）6月頃の再開を待ちたいと思います。

あなたが受け取れる利息は、この金額

上記の通り金利差がかなりあるので、何も考えずにボケーっと預け入れしてしまうと、きちんと考えて預けた人との間に、ここまで多額の利息の差が生じます。気を付けましょう。




●1年間預け入れた時に、あなたが受け取れる利息（カッコ内は税引き）

ATMの利便性と手数料を比較

金利の低い今、銀行選びの新しい常識は、各種手数料をいかに低く、あるいは無料に抑えることができるかです。そういう視点で、静岡銀行の2つのサービスを比較してみましょう。

●出金の時の手数料


インターネット支店では、全国のセブンイレブン、イトーヨーカドー、イオンモール、ミニストップなどをカバーする、セブン銀行とイオン銀行のATMが、土日も含めて完全無料となっています。

一方のしずぎんダイレクトは、静岡銀行の支店を利用する時でさえ、平日の営業時間以外は手数料がかかり、提携ATMはほぼすべて有料です。どちらが有利かは、一目瞭然ですね。

振込手数料を比較

最も注意すべきポイントの1つが、振込手数料です。ここも、ボーっとしていると、気が付かぬうちに銀行側に小銭を抜き取られてしまいますからね。

ATM手数料を毎月、500円くらい支払っているとしたら、20年間でなんと12万円もの多額のお金を銀行にタダで上げている計算になります。実に大きいです。



しずぎんダイレクトの手数料の高さ、他行あてに3万円以上振り込みの際に432円かかるなんて、あり得ないですね。家賃などを1回支払ったら、すぐにこのような高額手数料を取られるなんて、納得できないです。

ただし、インターネット支店でさえも完全無料ではありませんので、振り込みを頻繁にする人は、SBJ銀行などの振込手数料が無料の銀行口座を、同時に利用しましょう。

あわせて定期預金金利を100％我が物にする合法的裏技も活用ください。ここまでやると、かなりの手数料が無くなりますから、銀行で立派にお金を増やせます。

静岡県の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。あわせて、定期預金金利一覧ページより高金利の銀行をお選びください。