放置していると、もしかしたら定期預金が消えてなくなるかも知れないという話

定期預金の鬼トップ>休眠口座ののちに時効で失効


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定期預金が時効で消滅する???


実は、時効で消滅する可能性があるのです

定期預金の金利が良いからと、複数の銀行の口座開設をして、定期預金などで長期間預けていると、日常生活用のメイン銀行以外は特に取引をする必要がないために、放置しがちになります。

このような場面で、意外と知られておらず注意すべき事があります。それは、休眠口座扱いになって預金が消滅する可能性がある事です

銀行口座の時効・失効
(記事の内容と写真は、関係ありません。写真は、アイドルグループの「時効国家」です・笑)



「休眠口座」って何??

銀行にお金を預けたまま、ついうっかりと忘れちゃって、長い間、入金もしなければ出金もしない、つまり取引を行わなかった場合に、銀行側から休眠口座として扱われます。

銀行の休眠口座


当然ですが、銀行から預金者へ連絡が取れない場合も同様ですよね。音信不通になったら維持費も掛かるだろうし、一定の期間だけ待った上で、休眠口座扱いにしちゃう訳ですね。

休眠口座になると何が問題になるかと言うと、時効消滅と言って、預金の権利が消滅、つまり無くなってしまうのです。ちなみに、時効消滅後の預金は、銀行の利益に計上されちゃいます。(銀行によるそうです)

休眠口座扱いの期間は銀行毎に異なるので注意が必要

さて、実はこの休眠口座扱いになる期間は、銀行毎に少々異なるので注意が必要です。例えば管理人が愛用している住信SBIネット銀行の場合、休眠口座扱いの期間が、なんと2年間になっています。(短い!!)

厳密には、2年を超えて入出金の作業を行わない場合に、金融機関側の判断で口座の解約となる場合もあるのです。少々驚愕の事実です。

ゆうちょ銀行などは、休眠口座扱いになる期間は10年間です。さらに20年ほど猶予があって、20年と2か月で本当に預金の権利が消滅するようです。

ただ、定期預金を預けている間や、自動継続で定期預金を引き続き利用している場合は取引があると認識されますから、問題ありません。(当然ですよね)

ただし、1回限りの長期定期預金に預けて、満期になった後も存在を忘れて放置してしまうと、当然ですが期限が来ると休眠口座になるかもしれません。よほどの事が無い限り、心配しなくても良いかなと思いますが、頭の片隅にでも入れておいてください。

それに、基本的には休眠口座になった事に気付いて金融機関に問い合わせをすると、時効消滅後にも払い戻しに応じているようです。


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