当座貸越を使って、定期預金でお金を借りるという裏技

住信SBIネット銀行には、普通預金口座のお金が不足している時、定期預金を担保にして、自動的に不足分のお金を借入れる仕組みがあります。




なんと、定期預金残高の90％まで借入れる事が可能です。上記の例で言うと、200万の定期預金があれば、最大で180万も借入可能という事ですね。

返済は、普通預金に通常通りに入金すると、自動的に返却される仕組みです。キャッシングなどするより非常に手間が掛からずに便利かと思います。しかも、キャッシングなんかすると、金融機関にその履歴が共有されます。

マイホームを建てようと思って住宅ローンの申請をしても、その履歴があると一発アウトで借入できなくなりますので、キャッシングなどするよりも、当座貸し越しの機能を使って、定期預金を担保にお金を借りたほうが、絶対に良いです。

なお、自動借入機能（当座貸越）を「利用する」、「利用しない」の設定が可能です。 不安があれば「利用しない」に設定して置くと良いでしょう。

定期預金を担保にお金を借りる際に一番注意する点は、借入時の金利が高いという事です。（当然なのですけどね。）　参考に、住信SBIネット銀行の金利を見てみましょう。




上記のように、100万円以上を1年もの定期に預け入れたとすると、その時の金利0.25％よりも、当座貸越（定期預金を担保とした借入）の金利のほうが約7倍の1.675％と、高いです。

ま、借りた瞬間に定期預金の利息は吹っ飛ぶ訳ですから、本当に困ってすぐ借りたい場合に、「定期預金を担保にお金を借りられる」程度に覚えておけば良いかと思います。

繰り返しますが、安易にキャッシングするよりも、定期預金を担保にお金を一時的に借りるようにしてください。

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ところで通常は、普通預金に預けている資金以上の引き出しは、出来ません。しかし、この「定期預金を担保にして引き出せる仕組み」が利用できる状態になると、意図せずに資金を銀行から借りてしまい、残高がマイナスになってしまう事があります。

この便利な借入の仕組みを利用するかどうかは、インターネット上から簡単に設定できます。ですが間違えて、「利用する」設定にしていると、気づかないうちに資金を多めに引き出して（自動的に借入できるために引き出せてしまいます）、普通預金の残高がマイナス表示になってしまう訳です。

そのような場合は慌てず、普通預金に資金を戻せば返却できます。忘れずに、自分自身の定期預金の口座設定状況が、どのようになっているかチェックした方が良いでしょう。


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