常に定期預金金利が高くて評価も高い、鳥取銀行について

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鳥取銀行の定期預金をや、預貯金関連サービス全般を考察


鳥取銀行の店頭で提示される定期預金金利には、使う意味なし

銀行選びで最優先に考えたい事は、定期預金の高い金利水準と、他行あて振込手数料の無料化です。これらが成立しないと、私たちのの預金はいつまで経っても増える事はなく、逆に銀行に手数料を払うばかりになります。

で、鳥取銀行も最近になってインターネット支店を開設したり、キャンペーンによる優遇金利を提供し始めましたが、どこかに落とし穴は無いのか、当サイトの管理人が厳しい目線でチェックしたいと思います。

鳥取銀行


鳥取銀行の窓口などで預け入れする通常の定期預金の金利は、下記のように利用する価値が無い低金利水準ですね。鳥取銀行をすでに利用されているのであれば、2015年3月に開設されたインターネット支店や、定期的に金利が優遇されるキャンペーンを活用するべきです。

注意点としては鳥取銀行の他行宛振り込み手数料が高額であり、下手をすると利息よりも高い手数料を支払う羽目になります。最初から高金利を提供する銀行で、振込手数料の無料化を実現した銀行の活用を、強くお勧めします。

近年は、鳥取銀行も後述するような魅力的な金利を提供する商品を提供し始めています。ただ、多くは1回ぽっきりの高金利定期預金ですから、振込手数料をゼロにして資金回収する裏技を活用する準備をしておくと良いでしょう。


参考この地域で最も高金利の定期預金は信用組合岡山商銀になります

預入金額 半年 1年 3年 5年
300万円未満 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
300万円以上 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%


以下、鳥取銀行の評価解説ページでご紹介している定期預金の関連情報です。ご興味のある部分をご覧ください。とにかく、金利重視で銀行や商品選びをして下さい。

高金利だった「とっとり砂丘大山支店専用定期」が残念な状況に
ダイレクトスーパー定期預金より有利な預け入れ先
鳥取銀行の株主であれば、株主優待定期預金の活用はお忘れなく
とりぎん悠遊プラス定期預金の活用は悩ましい
資産運用プラン(定期預金と投資信託のセット商品)は、利用すべきではない
最後に、ここもキチンと見ておきたい、鳥取銀行の振込手数料

鳥取銀行の公式HP


高金利だった「とっとり砂丘大山支店専用定期」が残念な状況に

2015年3月から開設されたインターネット専用「とっとり砂丘大山支店」ですが、地方銀行にしては非常に素晴らしい金利水準でした。しかし、以下のリンク先の通り、2020年時点では金利が低下してしまって、完全に利用価値が無くなっている状況です。

とっとり砂丘大山支店(鳥取銀行)の金利が急低下した現状

鳥取銀行のとっとり砂丘大山支店


金利が低くなると、1口あたりの預入金額が100万円単位になるという点が、余計にデメリットとして目立ちます。金額によって、定期預金の名称が変わるのも、分かりにくいですね。

1口当たりの預入金額 期間 定期預金の名称 金利
100万円 1年 らくだ定期 0.05%
300万円 1年 砂丘定期 0.075%
500万円 1年 大山定期 0.10%

ダイレクトスーパー定期預金より有利な預け入れ先

鳥取銀行の砂丘ダイレクトサービスに入会された方は、金利の優遇されたダイレクトスーパー定期預金が利用できます。しかしながら、金利0.067%程度ではメリットがあるとは言えず、利用価値があるとは思えません。

預入金額 半年 1年 3年 5年
300万円未満 0.067% 0.067% 0.067% 0.067%
300万円以上 0.067% 0.067% 0.067% 0.067%


さらに、特別金利が適用になるのは当初の預入期間に限り、満期継続後は店頭金利が適用される意味の分からない状況になっています。正直、この定期預金を使わず、高金利の銀行を利用したほうが遥かにメリットがあります。

例えば、SBJ銀行オリックス銀行あおぞら銀行など、常時、金利が高めの銀行を利用すると、あなたの資金が増える速度が早まります。賢く、定期預金とお付き合いしましょう。

鳥取銀行の株主であれば、株主優待定期預金の活用はお忘れなく

鳥取銀行の株式を一定数保有していると、下記のように優遇された金利で定期預金をする事ができます。最高500万円の預け入れまで増額されていますから、高齢者などに意外と需要があるのかもしれないですね。

⇒参考:株主優待定期預金の金利を完全比較

鳥取銀行の株主優待定期預金


ただし株主優待定期預金をするがために、リスクが超絶に高い株に手を出す事になります。利息を狙っているのに、一方で株式投資で多額の損失を出すと、元も子もないです。

完全にリスクフリーで、上述同様の高金利を提供している銀行を活用する方が良いと思います。株式投資家にとって、上記の金利はあくまでオマケみたいなものと言えます。

とりぎん悠遊プラス定期預金の活用は悩ましい

鳥取銀行が提供している「とりぎん悠遊プラス定期預金」は、年金受け取りが条件になりますが、リスクフリーで高金利の定期預金が出来るために、メリット大です。

ただし、気になる点もあります。元金自動継続ですから複利の効果を授与出来ない点が残念ですね。また300万円以内の預入ですから、退職金を全額、定期に預け入れたりできないですし、制限があるというのは気持ち良く利用できません。

鳥取銀行の悠遊プラス定期

資産運用プラン(定期預金と投資信託のセット商品)は、利用すべきではない

出ました! 定期預金と投資信託のセット販売をしているようですね。パッと見ると定期預金が高金利に見えますが、3カ月のみの金利ですからお得ではありません。

むしろ投資信託や外貨定期預金を同額以上購入する事で、銀行側に支払う手数料の方が大きくなってしまいます。ウェブサイトには、良い点(具体的に利息金額も)しか強調されておらず、金融商品で支払う手数料は明記していませんから、フェアではないです。

鳥取銀行の同額プランと倍額プラン


パッと見でお得そうに見える、倍額プランに100万円申し込むと、得られる利息は6000円程度。投資信託は200万円の購入が必要ですから、一般的な購入手数料は3%、信託報酬が2%だとして計算すると、申し込んだ年は10万円もの手数料の支払いが必要です。銀行側の儲けが半端ないですね。

更に、投資初心者が手を出すと、もれなく運用の損失が数年後に発覚するという、おまけ付です。投資信託をはじめとする資産運用商品(投資商品)は、あなたが考えるほど甘くはありません。投資した素人の8割は負ける現実ですから、投資の勉強を真剣にしていない人は、絶対に安易な気持ちで手を出さないようにして下さい。

最後に、ここもキチンと見ておきたい、鳥取銀行の振込手数料

鳥取銀行の他行あて振込手数料は、下記のように無料化されていません。そもそも窓口を利用した場合の手数料は問題外で、定期預金の利息なんか簡単に吹き飛ぶレベルですね。

鳥取銀行の振込手数料


大事な預金を増やす事を真剣に考えるならば、振込手数料が無料化されている銀行を選ぶ事も重要なポイントです。