50代~60代で300万円の運用先を検討

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300万円をどのように運用したら良いのか迷っています


このページは、貯金を貯めたい人のための質問と回答のコーナーです。定期預金や投資が大好きな管理人が、皆様のお悩みを無料でご回答差し上げます

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頂いたご質問(2018年7月、オレンジペコさま、50代・女性)

はじめまして。この3月末に定年前の早期退職をしました。退職金の運用を金融機関に勤めていた親戚に相談したところ、このサイトを教えていただき、退職金定期のリレーなどを知り、大変参考にさせていただいています。現在私の愛読書並になっています。また定期預金の高金利の所を探し、無理のない範囲で口座開設を進めています。目から鱗の情報をありがとうございます。

今回勇気を出してお尋ねします。10年以上前に外貨預金をきっかけに投資信託を始めましたが、金融機関の担当者の言われるままに3種類購入し、仕事の忙しさにかまけて、そのままにしていました。

全部の残高だけ気にしていました。退職後、落ち着いて本サイトや数冊の本を読みあさり売却することにしました。3つの内1つがかなり落ち込み、2つは上昇していたものの損失の方が多かったです。




結果としては現在、普通預金口座に入っていますが、今度は「外貨立て保険」を言葉巧みに勧められましたが、過去の質問内容にも出ていたので購入せずに済みました。

そこで、他の預金額の方は、退職金も含め、今の所少しでも金利の高い所を探して続けるつもりですが、今回投資信託を売却した300万ほどをどのように運用していこうか迷っています。NISAか積み立てNISAか。それ以外か。長くなりましたが、アドバイスをいただけたらと思います



回答:商品を買う前に徹底的に勉強が必須、無理して投資をしない選択肢も考える

オレンジペコ様、当サイトへの質問ありがとうございます。長年のお勤め、本当にお疲れ様でした。なるほど、銀行から投資信託を勧められるままに購入して、結局損を出してしまった訳ですね。

これは、非常に良くあるケースであり、そもそも銀行ではろくでもない投資信託ばかりを売りつけようとします。当サイトの姉妹サイト「投資信託の虎」にて、買ってはいけない投資信託をご紹介していますので、あわせてお目を通していただければと思います。

とにかく、銀行で取り扱っている金融商品などは、つみたてNISA以外は絶対に相手にしてはなりませんので、よくよく気をつけましょう。

さて、今回のご質問です。投資で損をしては、何のために何十年も頑張ってお金を貯めてきたのか、全く意味の無い事になります。従って、かなり手厳しい事を書かざるを得ないので、心して下さい。

まず、貯金と投資は、同じお金がテーマにもかかわらず、全く別物だと考えて下さい。貯金などは、全く勉強をしていない人、あるいは頭が悪い人であっても、金利の高いところに預ければ自動的に増えて、お金は手元に残ります。

一方で投資は、不勉強な人や頭の弱い人は全員が、「強者」の養分になって、負けた人の利益が、ほぼ勝った人の手元に転がり込みます。従って、勉強をしていない人は決して投資をしてはならないと言って良いかと思います。




今回、300万円をどのように運用すれば良いのか、まずはご自身がどのような投資スタイルを志向しているのか、そこから見つめ直す必要があります。

NISAは最低でも5年、つみたてNISAは10年~20年程度の時間をかけて、増やそうとします。今の年齢で、それらの時間軸が合っているのかどうか、考えなくてはなりません。つみたてNISAは制度も商品内容も良いと評価されるものではありますが、合う合わないがあるのです。

当サイト管理人は現在ほぼ50歳で、つみたてNISAを利用しています。20年後の積み立て終了時点で70歳であり、まだ生きている可能性が高い事、更には絶対確実にやってくる「大暴落」の相場も、10年スパンでは乗り越えられる可能性が高い事から、そうしています。

もちろんそれでも、考えが至らない「何か」があって、結局は損失を出す可能性もあるという事は、当然ながら承知して投資をしています。

参考つみたてNISAはおすすめ商品でのインデックス投資が最強(こちらも姉妹サイト)


もしも、年齢的に値上がり益を狙う投資は不向きだなと感じた場合は、株の配当金を得るような、いわゆるインカムゲイン狙いの投資をしても良いかもしれません。

インカムゲイン目当ての投資の場合、個別の株式を買う方法や、ETFを利用する方法、更には分配型の投資信託を使う方法もあります。どれが良いのか、勉強したうえで決める必要があります。(分配型投資信託はほとんどがボッタクリ商品なので、止めるべきだとは思いますが)

また、いくらインカムゲイン目当てだと言っても、かなり高いところで買ってしまい、その後に値下がりし続けるようなことがあると、インカムを手にしても意味がありません。従って、どういうタイミングで投資に踏み切るのか、それも勉強して判断しなくてはなりません。

手元に現金がある人は、ほとんど何も勉強せずに、いきなり100万単位で投資をしてしまう傾向が強いです。車を買う時には比較検討して、更にはディーラーを買い叩くような事までして買うにもかかわらず、投資では真逆の事をやります。

つまり、相場が良い時に乗り遅れまいと焦って、高値で比較検討もせずに飛びついて買うのです。車と違って、投資先が逃げたり無くなったりする事などもないにもかかわらずです。

オレンジペコさんが、どのような投資を志向して、どのような商品で実行しようとするのか、勉強して頂いた上で、ある程度、投資内容を提示できるようになってから、どうぞ再びご質問を下さい。

今のような「右も左も分からない人」に対して、いかにも正しいかのような事を言葉巧みに言って、商品を買わせようとするのが金融商品だったり、生命保険のやり手営業マンだったりしますので、そういう人には決して相談などせず、自分で勉強するようにして下さいね。

というか、分かっていない人に商品を売りつけるのは、不誠実極まりない事です。

なお、投資の勉強が苦痛なのであれば、投資自体が性格に合っていない可能性もあります。その場合は、当サイトで紹介しているような、高金利の定期預金をひたすら乗り換えて使い倒すだけでも、かなりお金が増えると思います。

そこに、SBI債やマネックス債などのような小額から利用できる個人向け社債を適度に織り交ぜてゆくだけでも、何ら問題ありません。

別に、みんながみんな、投資をしなくてはならないという理由などは一切ありませんので、変に焦らないようにして下さい。多くの人は、大切な退職金で変な運用をしてお金を激しく減らしていますので、強引に増やすのではなくて、減らさないような心構えでいるようにして下さいね。