定期預金金利と言う意味ではほとんど使う価値が無い筑邦銀行

上記、ほんとうに泣きたくなるような銀行預金でありますが、下記のプランでは、「え？？」と言いたくなるような高金利を提示しています。

管理人が常に、口を酸っぱくして言っている（書いている）、絶対に利用してはならないタイプの定期預金です。もう本当に、この種の抱き合わせ販売をする不誠実な金融機関が多いです。




どうしてこれが不誠実なのか、やむを得ずに特集ページを作りましたので、どうかそちらを参考にしていただいて、己の過ちを悔い改めてください。

⇒投資信託と定期預金のセット販売をする銀行を糾弾

金利優遇がある定期預金として、退職金専用定期預金の金利0.25％は多少魅力的です。100万円以上（1円単位）で「退職金受取額」の範囲内で、預け入れをする事ができます。しかし、適用条件を見て驚きました。下記の2つを同時に満たす人でないと、この金利が適用になりません。

・ポイントサービスにお申込済み
・投資信託の残高がある事




ポイントサービスは良いとして、筑邦銀行で投資信託を買っている、あるいは今回の退職金専用定期預金と同時に投資信託を申し込まないといけません。まるで、1つ上の項で問題視しているミックスプランと実質的に同じであり、非常によろしくありません。

筑邦銀行の投資信託は、購入手数料がかかるだけでなく、毎年差し引かれる信託報酬が高コスト過ぎて、ぼったくりレベルの、消費者にとって不利な商品ばかりです。こんなものを買い付けるくらいならば、金利の優遇などは全く不要と言えます。

SBJ銀行やあおぞら銀行のように、最初から無条件で高金利を提示している銀行を使えば良いだけの事であり、マネーリテラシーの無い（投資をやった事が無い）人は、このような商品には決して近づいてはなりません。

銀行マンが信用できた時代は、遥か昔のようです。今の銀行と来たら、かつてサラ金が商売していたのと同じような事をする時代ですからね。それがこの「ちくぎんプレミアムローン」です。

保証会社の査定によって、適用される金利が決定するのですが、このようなローンに申し込む人だと、基本的にほとんどの人が最高利率の13.8％になるはずです。




300万円までは所得確認資料は不要なようですが、ホイホイ借りていると、金利を銀行に返すために働き続ける事になります。ちなみに300万円を年率13.8％で借りてしまうと、毎月返済する金利だけで3.4万円もの多額の金額になります。

専業主婦も借り入れ可能な事を強調していますが、浪費せずに、定期預金で安全に資産を増やす事を目指すべきです。