SBIさくらんぼ支店の定期預金の金利とキャンペーンを徹底チェック

定期預金の鬼トップ>地方の銀行>きらやか銀行>SBIさくらんぼ支店


このページがお役に立てましたなら、ぜひシェアをして頂けますと嬉しいです!

山形県内においては、SBIさくらんぼ支店は最良の選択ではあるが・・・


SBIさくらんぼ支店の定期預金とキャンペーンの評価解説

SBIさくらんぼ支店は、きらやか銀行のインターネット支店です。去年まではネットきらやかさくらんぼ支店と称していましたが、SBI新生銀行住信SBIネット銀行を運営するSBIホールディングスとの提携により、支店名が変更となっています。

SBIさくらんぼ支店は、山形県の銀行においては良好な金利を提示しています。ただし、これで満足するには早すぎます。もっと更に上の銀行が有りますので、検討が必要です。

SBIさくらんぼ支店の定期預金

預入金額 半年 1年 3年 5年
300万円未満 0.11% 0.125% 0.15% 0.2%
300万円以上 0.11% 0.125% 0.15% 0.2%


上記金利は、SBIさくらんぼ支店のスーパー定期預金の金利です。これではお金が貯まりません。本ページでは、SBIさくらんぼ支店の定期預金全般について、以下の通りの目次にて詳しく評価してまいります。順々に、あるいはご興味のあるところだけクリックして頂いて、詳細をご覧ください。

リニューアル記念定期キャンペーン・・・1年物0.7%は高金利!
山形県では「SBIさくらんぼ支店」一択だが・・・
きらきらステージアップ定期預金は中途半端な商品
SBIさくらんぼ支店の普通預金金利は0.2%だが・・・
SBIさくらんぼ支店の最後の問題点は、振り込み手数料!
その他の山形県の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

SBIさくらんぼ支店の公式HP



リニューアル記念定期キャンペーン・・・1年物0.7%は高金利!

さて、地方銀行であるきらやか銀行がSBIホールディングスと提携し、SBIさくらんぼ支店がリニューアルオープンしています。その記念として、年率0.7%とかなり高金利の、1年物定期預金を募集をしています。

預け入れ金額は10万円以上1000万円未満、募集期間は2025年3月31日までとなります。対象は、SBIさくらんぼ支店の口座を保有している人となります。

リニューアル記念定期預金



更に上を行く金利のオリックス銀行と比較してみる


2025年は定期預金の金利が一段と高金利になりましたので、私達は、どこの銀行に預け入れるとお得なのかを、更に真剣に吟味する必要があります。

SBIさくらんぼ支店は高金利ではあるものの、またもや金利を上げてきたオリックス銀行の方がまだ断然高金利です。これを比較して、利息を計算してみます。ただし、オリックス銀行は100万円からの預け入れになりますので、その点だけ注意してください。


1年間で受け取れる利息(カッコ内は税引き後の利息)
預入金額 SBIさくらんぼ支店 オリックス銀行
金利→ 0.7% 1.0%
100万円 7000円(5577円) 10000円(7968円)
300万円 21000円(16733円) 30000円(23905円)
500万円 35000円(27889円) 50000円(39842円)
1000万円 70000円(55779円) 100000円(79685円)


マイナス金利政策だった頃には考えられない、金利の時代がやってきました。2025年1月7日現在で、日本国債10年物は1.127%の水準となっています。日本国債10年物は、定期預金の金利を各銀行が決定する指標にもなります。

そして今、0.7%や1%の定期預金の話しを掲載できるくらい、良い時代となりました。仮に1000万円を預け入れた場合に、マイナス金利政策中の金利は0.002%ほどでしたので、受け取れる利息は200円(税引前)と、怒りを覚えるレベルでした。

これが今は、SBIさくらんぼ支店に預けると7万円の利息ですし、オリックス銀行を利用した場合では10万円にもなり、桁違いの利息が受け取れます(共に税引き前金額)。

少しでも金利が高い定期預金に預け入れると、物価高の対策にもなります。これからの時代を生き抜く為にも、金利に敏感になる事で、お金が増える速度を加速させましょう。

山形県では「SBIさくらんぼ支店」一択だが・・・

上記の金利キャンペーンが実施されていないタイミングにおいては、本項をご覧ください。きらやか銀行を利用するとしたら、2025年の現在も、やはり「SBIさくらんぼ支店」一択と言っても過言では無いでしょう。東北地方ではトップクラスのキャンペーン金利を展開しています。


SBIさくらんぼ支店の定期預金キャンペーン


通常のキャンペーン定期預金が、「きらきらさんさん定期預金」です。6ケ月と2年物で0.33%の高い金利を提示しています。1年物は0.25%です。

きらきらさんさん定期預金

預入期間→ 6か月 1年 2年
金利→ 0.33% 0.25% 0.33%


預け入れ金額は30万円以上1000万円未満となり、ネット支店限定(来店不要)です。さて、6ケ月物と2年物で、受取れる利息を確認してみます。カッコは税引後の数字となります。

預入金額 6か月 2年
100万円 1650円(1314円) 6600円(5259円)
300万円 4950円(3944円) 19800円(15777円)
500万円 8250円(6574円) 33000円(26296円)
1000万円 16500円(13148円) 66000円(52592円)


金利0.33%はなかなかの高水準です。6ケ月の短期でも、1000万円の預け入れで1万6500円(税引前)の利息が受け取れるのは美味しいですね。1年物の年0.25%も高い金利ですが、トップページにランキング掲載している更に高い金利の銀行のほうが有利ですから、参考にしてください。



本当に金利が高い他行との比較をしてみる


山形県においては高金利なSBIさくらんぼ支店ですが、全国に目を向けてみると、もっと圧倒的に金利の高いネットバンクが存在します。

SBIさくらんぼ支店を使える人ならば、当然、他のネット銀行も普通に使えますので、より高金利な場所に資金を移し、より多くの利息を獲得するのが賢明です。

SBIさくらんぼ支店の定期預金


ここで、2年物の定期預金を、他行と比較してみます。2025年1月時点では、SBI新生銀行が0.85%もの金利を提示しており、明らかにSBJ銀行のほうがメリットがあります。以下、試算してみた結果は一目瞭然です。


1年間で受け取れる利息(カッコ内は税引き後の利息)
預入金額 SBIさくらんぼ支店 SBI新生銀行
金利→ 0.25% 0.85%
50万円 1250円(996円) 4250円(3386円)
100万円 2500円(1992円) 8500円(6773円)
300万円 7500円(5976円) 25500円(20319円)
500万円 12500円(9960円) 42500円(33866円)
1000万円 24975円(19901円)
※999万円で計算
85000円(67732円)
3000万円 預け入れ不可 255000円(203196円)


受け取り利息だけでも明確に差が有りますし、更に言うと、SBIさくらんぼ支店は預け入れ金額が1000万円以下に制限されています。こういった制限は、資産が増えてきた人にとっては使いにくいの一言です。他行も含めた、比較検討が必要なのが分かります。

また、実際の受取利息を見てみると、SBIさくらんぼ支店で1000万円もの大金(正確には999万円)を預け入れて受け取る利息が、SBI新生銀行では300万円の預け入れ利息に相当します。SBI新生銀行であれば、300万円を入れるだけで、さくらんぼ支店を上回る利息となるのです。

きらきらステージアップ定期預金は中途半端な商品

SBIさくらんぼ支店では、きらきらステージアップ定期預金なるユニークな定期預金が存在している事も、評価ポイントですね。

預け入れ期間が長くなるほど金利が高くなる仕組みで、一見すると(当サイトでもおススメしている)高金利の仕組み預金比較にそっくりですが、実は仕組み預金ではありません。

仕組み預金も同じように5年とか10年(或いは15年)後に向かって金利が上昇しますが、毎年、預け入れ期間が延長されるか否かを銀行が決めて、場合によっては予定年数よりも早く、預金が償還されます。

それに対して、このきらきらステージアップ定期預金は、決められたとおり、きちんと5年間、預け入れが可能です。仕組み預金が解約不可なのに対し、きらきらステージアップ定期預金は、中途解約も可能です(公式には中途解約は受け付けていないとは言っていますが)。

きらきらステージアップ定期預金

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
金利 0.35% 0.35% 0.4% 0.4% 0.5%


きらきらステージアップ定期預金は、預け入れ金額が1口10万円以上500万円以下となります。5年目までは金利が良好に見えますが、それ以降は店頭金利が適用されてしまうのが残念です。シュミレーションとして、100万円の預け入れの場合に受け取れる利息を以下、提示します。

きらきらステージアップ定期預金の利息シミュレーション


一瞬、お得かもと思われる人もいるかもしれませんが、利息の計算を極めて単純化すると、5年間を均して考えた場合、おおよそ金利0.5%で5年間預け入れすると思って頂いて構いません。となると、だったら5年物の定期預金で、最初から高金利な商品を選べば良い事になります。

SBJ銀行ならば5年で0.8%(500万円以内)、オリックス銀行ならば1.3%(100万円以上)、SBI新生銀行ならば限度額無しで1.2%となります。

年数と共に金利が上昇する、本当のステップアップタイプならば、やはり仕組み預金のほうが良くて、10年とか15年間の解約が不可になりますが、金利は1%を超えてきます。きらきらステージアップ定期預金は、少々中途半端な預金です。

SBIさくらんぼ支店の普通預金金利は0.2%だが・・・

SBIさくらんぼ支店は、普通預金の金利が高いのも良いですね。普通預金の金利が、0.2%の高水準です。業界トップとまではいかないものの、0.2%は高水準なので活用する価値はあります。

SBIさくらんぼ支店の普通預金


なお、上には上があるもので、普通預金の金利のトップは、なんと金利0.5%となります。

金利0.4%~0.5%で普通預金を提供している銀行は、東京スター銀行になります。また、金利0.3%がPayPay銀行GMOあおぞらネット銀行SBI新生銀行の3行です。

口座開設で現金9500円プレゼントのある、SBI新生銀行あたりが良さそうです。きらやか銀行じゃなくても良いかなと、そう思えます。

SBIさくらんぼ支店の最後の問題点は、振り込み手数料!

さて、もらえる利息が限られている中、満期を迎えた後に振り込みで他行にお金を移動しようとした際に、下記のような振込手数料が取られるとなると、かなり問題です。

他行あての440円ならまだ分かるのですが、きらやか銀行の他の支店あて(及びグループ銀行の仙台銀行あて)で330円取られるのが納得できませんね。




以下は、ATM入出金手数料です。平日の昼間のみ、手数料無料です。図には記していませんが、便利なセブン銀行のATMで引き出す際に、常に必ず手数料が必要になるのもムカつく点です。まあ、楽天銀行なんかは入金でもカネ取りますからマシっちゃマシですけどね。




こんなバカな事をやっていたら、定期預金の金利なんて意味ありませんから、高金利定期預金(特に地方銀行や信用金庫)を使う場合は、必ず振込手数料を完全無料化して定期預金金利を極限まで生かす裏技を駆使するようにしてください。

その他の山形県の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

山形県におけるその他の銀行の定期預金は、以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。あわせて、定期預金金利一覧ページより高金利の銀行をお選びください

金融機関 半年 1年 3年 5年
荘内銀行 0.125% 0.125% 0.15% 0.2%
山形銀行 0.125% 0.125% 0.15% 0.2%
きらやか銀行 0.21% 0.225% 0.25% 0.3%
キャンペーンバナー
SBIさくらんぼ支店
0.33% 0.7% 0.4% 0.5%
米沢信用金庫 0.125% 0.125% 0.15% 0.2%
北郡信用組合 0.125% 0.125% 0.15% 0.2%