富裕層のようにお金を持っているからこそ気を付けたい、三菱UFJ信託銀行

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三菱UFJ信託銀行の取り扱う商品から、彼らのターゲットが分かる


まず、三菱UFJ信託銀行は定期預金の金利が低い

信託銀行というと、一般庶民よりも比較的富裕層をターゲットにしています。そのあたりは、信託銀行と銀行の違いをまず見て頂いて、その上で本ページをご覧ください。一般庶民だけでなく、富裕層も銀行のボッタクリ商品に狙い撃ちされている様子を、推測することができますね。

三菱UFJ信託銀行


まず最初に、定期預金金利のチェックです。三菱UFJ信託銀行がふだん提供している定期預金の金利は、腰を抜かすほど低い水準です。

どれくらい低いかと言いうと、100万円を1年間預け入れて貰える利息は、たったの100円です。もしも1年に2回、他行に振り込みなどしてしまうと手数料が500円近く必要なり、一発で利息を食い潰します。

後述でする、金利が高い銀行を活用するのは必須として、振込手数料の無料化を実現した銀行も上手に利用したいものです。わずかな手間暇を惜しむと、結局損する事につながりますからね。

預入金額 半年 1年 3年 5年
300万円未満 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
300万円以上 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%


なお、信託銀行は各行ありますが、いずれも振込手数料をゼロ円化して定期預金金利を100%我が物にする合法的裏技には対応していません。そういう意味からすると、よほどキャンペーン金利が高い時以外は、基本的に使い物になりませんね

三菱UFJ信託銀行のラップシリーズなど、決して利用してはならない
次世代支援信託に価値があるのか、チェックしてみた
退職者限定特別プランにメリット無し
三菱UFJ信託の紹介プランは使う価値無し
その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

三菱UFJ信託銀行の公式HP



三菱UFJ信託銀行のラップシリーズなど、決して利用してはならない

三菱UFJ信託銀行の公式サイトを見ると、下記のように、「ラップシリーズ」なる商品が、一番目立つところに配置されています。つまり今、この商品を売りたがっているのかもしれません。しかしこの商品がまた、酷いんだな。






ラップ口座とは、「富裕層向け投資一任口座」の事です。つまり、全てお任せって事ですね。お任せして本当にお得であればよいのですが、コストの金食い虫というのが実態です

下記は、三菱UFJ信託銀行の推奨する、ラップ型投資信託です。管理人は投資信託については相当研究しておりますが、ハッキリ言ってこんなもん、ロクデモナイですよ。こういうのを平気で勧める金融機関に、怒りに似た感情さえ湧いてきます・・・。

三菱UFJ信託銀行のラップ型投資信託

次世代支援信託に価値があるのか、チェックしてみた

いかにも信託銀行らしいサービスをチェックしてみると、高齢化による相続ビジネスに参入するために作り上げられた次世代支援信託、「ずっと安心信託」、「教育資金贈与信託(まごよろこぶ)」、「暦年贈与信託(おくるしあわせ)」の3本が人気商品のようです。

三菱UFJ信託銀行の次世代支援信託のラインナップ


なん、契約累計額が1超円を超すドル箱商品に成長しているようです。当サイトでは、下記の2商品について中身の確認をしてみましたので、参考にしてみてください。それにしても、信託銀行がこんなところでガッポリお金を集めていたとは、気づかなかったな・・・。

次世代支援信託の累計契約金額

三菱UFJ信託の「ずっと安心プラン」の評価は?(Q&Aコーナーで解説済)
教育資金贈与信託(まごよろこぶ)の評価は?

退職者限定特別プランにメリット無し

三菱UFJ信託銀行では、退職者限定特別プランなる4つのコースを用意しており、当サイトの考えでは元本保証の定期預金100%、金利0.9%がまあ良いです。富裕層が利用するイメージ強い信託銀行ですが、一般の人も活用する事はできるので、お得なプランだけ活用してしまいましょう。

資格としては、退職者であれば退職金以外の資金でもOKで、難でも取り込んでしまおうという魂胆が見え隠れします。 対象は、退職日または、退職金の受取日のどとらか遅い日から2年以内の、満50歳以上の人です。




上記のように、ファンドラップコース50と投信コース50は金利7%で、恐ろしく高金利ですがが、前述したようなラップシリーズに入らされるか、高い手数料、高い信託報酬の、銀行側がやたらと無リスクで儲かる投資信託を買わされますので、近づいてはなりません。

すっと安心コースは金利1%、定期預金コースは金利0.9%となっており、ああ、でも1年間にならすとたった0.225%の金利かよ!

・・・だったら、SBI新生銀行東京スター銀行のような、年率換算0.4%や0.35%の金利で、退職金などの特別な資金の縛りのない自由な銀行を使うほうがマシですし、最近ならば仕組み預金を活用すれば更に高金利で預け入れられます。こんなプランを使う理由がありません。

三菱UFJ信託の紹介プランは使う価値無し

三菱UFJ信託銀行には、お友達紹介プランがあります。信託銀行の紹介プランだけあって、貰えるプレゼントがギフトカード1万円分と、一見太っ腹に見えますが、内容をよーく熟読すると、注意しなくてはならない点があるので、記しておきましょう。




このキャンペーンの最大の問題点は、紹介される人がギフトカード1万円分を受取るには、投資信託あるいはMUFGファンドラップに、100万円以上を預け入れする必要がある点です。

これは元本割れの恐れがある商品ですから、投資での元本割れなど1万円どころか平気で10万円単位となりますから、ギフトカード1万円分など貰っている場合ではありません。

しかもよく見ると小さな字で、手数料無料の投資信託はギフトカードの対象外と書かれており、こんなもん、投資信託を買った時点で、もらったギフトカード1万円分以上が吹っ飛ぶわけですから、アホらしくてやってられません。最初から手数料無料が当たり前のSBI証券や楽天証券を使えばよいだけでしょうね。

もう一つの選択として、定期預金300万円以上を金利0.3%で預け入れる事ができますが、これだとギフトカードは貰えませんし、定期預金で3ケ月とは短期すぎます。年率換算すると0.075%と、アホらしすぎます。

一方で、紹介する側は無条件で1万円のギフトカードを受取る事ができますが、紹介した人が購入した金融商品が元本を割ってしまったら、二人の間には亀裂が走るのではないでしょうか?

リスク資産なので、充分理解しているなら良いですが、10000円程度で家族や友人と信頼関係が崩れてしまっては本末転倒です。

その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

東京都の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。一般の銀行とネット銀行を掲載しています。


●一般の銀行(ネット専業銀行はその下に記載)
金融機関 半年 1年 3年 5年
三菱UFJ銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
りそな銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
きらぼし銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
東日本銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
東日本銀行お江戸日本橋支店 0.04% 0.05% 0.02% 0.02%
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東京スター銀行
0.25% 0.35% 0.3% 0.25%
5年物以外はスターワン円定期プラスの金利です。
普通預金金利が0.25%になり、半年と5年はそれで記載。
口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
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SBJ銀行
0.2% 0.12% 0.15% 0.2%
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.3% 0.15% 0.25%
1年物はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行BANK
0.2% 0.21% 0.23% 0.25%
三菱UFJ信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
三井住友信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
みずほ信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
野村信託銀行 0.06% 0.07% 0.07% -
SMBC信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% -
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KEBハナ銀行
(上段は300万まで、中段は
300万以上、下段は1000万円以上)
0.03%
0.04%
0.05%
0.07%
0.12%
0.15%
- -
芝信用金庫 0.002% 0.012% 0.002% 0.002%
東京シティ信用金庫 0.002% 0.1% 0.002% 0.002%
西武信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.002% 0.002% 0.005% 0.007%
0.009%
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小松川信用金庫
0.002% 0.202% 0.202% 0.202%
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朝日信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.035%
0.05%
0.25% 0.002% 0.2%
城南信用金庫 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
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ハナ信用組合
- 0.3% 0.5% -
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あすか信用組合
- 0.35% 0.5% -
東京消防信用組合 0.002% 0.004% 0.008% 0.01%

ネット専業銀行
銀行名 半年 1年 3年 5年
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住信SBIネット銀行
0.02% 0.2% 0.02% 0.02%
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東京スター銀行
0.25% 0.35% 0.3% 0.25%
5年物以外はスターワン円定期プラスの金利です。
普通預金金利が0.25%になり、半年と5年はそれで記載。
口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
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ソニー銀行
0.2% 0.2% 0.05% 0.1%
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SBJ銀行
0.2% 0.05% 0.3% 0.35%
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.3% 0.3% 0.4%
1年物はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行BANK
0.2% 0.21% 0.23% 0.25%
GMOあおぞらネット銀行 0.11% 0.11% 0.11% 0.11%
すべて普通預金(証券コネクト口座)の金利です。
楽天銀行 0.1% 0.1% 0.1% 0.1%
すべて楽天マネーブリッジ(普通預金)の金利。
イオン銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
セブン銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
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auじぶん銀行
0.5%
(3か月)
0.1% 0.03% 0.03%
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UI銀行
0.12% 0.3% 0.3% 0.2%
PayPay銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.02%
大和ネクスト銀行 0.05% 0.05% 0.05% 0.05%
ローソン銀行 0.03% 0.03% 0.03% 0.03%
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オリックス銀行
0.5% 0.35% 0.22% 0.30%
100万円からの預け入れになります。30周年企画優遇金利(新規限定)となります。通常のeダイレクト定期預金には7年物もあり、この場合の適用金利は0.45%もなります。(金利の基準日:2023年10月2日)